
BEST GRIP Technical Info
商 品 説 明

■ ベストグリップは頭部先端部分がタングステンカーバイド(超硬金 属)により、優れたグリップ力と耐久性を兼ね備えたパワーアイテムで、冬の路面
やアウトドアではあらゆるシーンで、あなたの安全性を確保します。 ■ 基本、下穴加工も不要で専用工具(インストールキー)を用いて取付けが容易
です。また、条件に合わせて増しピンがいつでも出来、必要が無くなれば簡単に取り外しが出来ます。
■ ベストグリップの安全性と信頼性 ■
■ ベストグリップはスタッド底のねじ山部分は広いフランジ形状になっており、上からの強い圧力に対しても
タイヤへの負担が軽減されます。
■ ベストグリップの大きな特徴はねじ山が大きく走行中の抜けに対する引張り力は従来のスパイクピンの
ダブルフランジ同等かそれ以上に期待ができます。
■ベストグリップのチップを支える土台は強靭なロウ付けにより、チップの安定を確保します。
■ しかも、先端部分はタングステン(超硬金属) なので消耗や折れる心配ははるかに軽減されます。

■ 危険な類似商品に注意! ■
■ 通常のスクリューボルト(画像右下)をねじ込んだ場合は先端が尖っている為、上からの強い圧力
をかけるとタイヤの深部まで達して、走行中にバーストする可能性がありとても危険です。
■ さらに(画像右下)ねじ山が低いため摩擦抵抗をかけると簡単に折れや抜けがあり後続車両に危険を
及ぼす可能性があります。また、タイヤが硬化してくると簡単に抜けます。
■ 安価なスタッドの先端は粗悪なタングステンであったり、ただの金属であったりと著しく消耗して、
場合によっては1シーズンのみで使用することが出来なくなるため、とっても不経済です。



■ 取り扱いに関する施工方法及び注意点 ■
■ 取付け工具は各種#番号適合のインストールキーと電動ドリルドライバーが必要になります。又、手動で取付ける場合はインストールキー専用の
グリップハンドルが必要になる場合があります。※インパクトドライバーの使用はしないで下さい。キー先端が破損する恐れがあります。
■スタッドを選択する際、本品の詳細寸法を確認後、施工する物の溝の深さ、肉厚を計測し、トレッドまたはブロックに適合する種類を
確実に選択するようにして下さい。
■スタッドがタイヤ厚に対して適合しない物を選択した場合は挿入の際、タイヤを補強構成するベルト、カーカス等の破損や、本品そのものも
破損し、パンクの原因や、抜ける場合がありますので、本品のサイズ等余裕を持って十分注意して取り付けをお願いします。(参考画像①)
■実際商品を選択するには、タイヤのトレッド高さ(溝底からタイヤ表面の高さまで)と溝底からベルトまでの距離で決まります。タイヤの種類や、
メーカーによってもその距離は異なり、当社では計測できかねますので、お客様ご自身でご判断下さい。
※本品詳細寸法の最低必要トレッド高さは、平均を表しますので、すべての物に適合する訳ではありません。
■中古タイヤへの使用でも問題はありませんが、必ずタイヤの溝、ブロックの高さが十分な物を使用してください。また溝が十分だとしても、
劣化が著しい物や、クラックが入っているタイヤの使用は絶対にしないで下さい。
■ スタッドレスに施工する場合の注意点ははコンパウンドが非常に柔らかいため(特に日本のメーカー)当初は垂直に打っていた
としてもピンが斜めになる場合があったり、若干沈み込む場合があり、また抜けやすくなる可能性がありますので、
必ず自己責任の上、施工してください。
■本品を一度タイヤから抜いた場合、再度同じ穴への取り付けは抜けやすくなる為、決してしないで下さい。
■スタッドを打ち込みすぎて、規定より挿入された場合や、のちのパンクがご心配な方は、水溶性のパンク
防止剤を予めめ施工しておくことで、危険性を回避できます。
■アイスバーン以外のハード路面においての走行は製品そのものを損傷し取外しが不可能となる場合があります。
■必ず走行前に、スタッドネイルの変形、破損、緩み等を確認して必要に応じて再度締め込みや交換をして下さい。
それをする事によりトラブルを事前に避けることが出来ます。
■基本、下穴加工は不要ですが、トレッドパターンが小さく打ちにくい場合は、下穴加工をして下さい。
■本品を打ち込む際にタイヤの進行方向に対してなるべく直列、平行にならないように挿入して下さい。
(参考画像②)、白色点のパターンのように、不規則に打つのが効果的です。
■ レース等に使用する場合は、事前に主催者側へ確認してください。
■通常と異なる取り付けかたや、間違った用途への使い方は絶対にしないで下さい。
それにより他人への危険や、公共の路面等を損傷させる原因となります。
■ ベストグリップはあらゆる路面のグリップをサポートしますが、それを保障するものではありません。
■ 施工に関しては、あくまでも お客様の自己責任になりますので、なんらかのトラブルがあっても当社は一切の責任は負いま せん。
■当社ではお客様に対し商品選択の際、基本的アドバイスは致しますが、必ずお客様ご自身で計測及び商品選択して頂けます様、ご理解ください。
・・・テクニカル相談・・・
・メールによるご相談は場合は : bestgrip.jp1@gmail.com
・お電話によるご相談は担当者直通 : 090-1525-6103
(平日のみ9:00~17:00まで)時間内でも対応できない場合がありますので,予めご了承ください。



参考画像①
参考画像②
トレッド表面からオーバーレイヤー含む
ベルト手前で挿入を止めて下さい。
INSTALLATION INSTRUCTIONS
電動工具による取付け方法

NO.1
基準に合った、スタッド本品とインストールキーをチョイスし、ドリルドライバーにキーを取付ける。
※ドリルドライバーはスピード調節が可能な物。

NO.2
次に、本品をキーに取付ける際にしっかりと突起を噛合わせる。この時にネイルとキーが適合しなければ、噛合わないか、キーの破損につながります。

NO.3
ここから、打ち込みますが、必ずトレッドに対してネイルを垂直にします。 その際、強く押し付け気味にしてゆっくりと回していきます。

NO.4
トレッドに噛みだしたら、無理に回転を速めないで、非常にゆっくりと確実に噛合うように打ち込んでください。

NO.5
若干、抵抗がかかったら、回転を止めます。ここで回しすぎると、確実にゴムの破損につながります。(空回りに注意して下さい)。

NO.6
トレッド面より、キーの噛合わせ部分が若干、潜り込むように打ちます。路面の接地面に対して、キーの噛合わせ部分を出さないようにします。

NO.7
図の様になればベストです。斜めになりすぎると、走行の際に本品が著しく消耗する部分ができますので、確実に取付してください。

NO.8
この作業を繰り返し行いますが、本品の挿入が悪い場合、一度取り外した場合、同じ場所への挿入は絶対にしないで下さい。
取り付け参考動画 ※基本編①
取り付け参考動画 ※基本編②
取り付け参考動画 ※手動編
インストールキー取り付け専用グリップハンドル
※インストールキー取り付け例
自転車のタイヤや、シューズ等に取付ける場合は手動での取付けをお勧めします。
その際に必要なのは、インストールキーを取付ける専用のグリップハンドル(右画像)があると大変便利です。
※取り付け口径 六角1/4インチ。


